スマホケースのデザイン

sumaho-haru

 

スマホのケース用にデザインしたイラストです。

春夏秋冬の各イメージでデザインしました。こちらは春。

CIL様にて販売中です。

よろしくお願いします。

紅葉

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最近、イベント準備等のため、hpの更新が途絶えてまことに申し訳ありません。

とにかく、絵を描いている暇がないのです;;

そんなこんなで、小一時間ほどで描いた落書きをUPしてみました。

イメージとしては一応、妖怪「紅葉」(もしくは紅葉狩り)さんです。実態はただ最近流行の着物ドレス描きたいなwです・・・。

がんばってイベント準備しております。水戸妖怪祭(7月18日~)とデザインフェスタも当選いたしましたので、何とぞよろしくお願いいたします!

卜部季武と姑穫鳥

卜部白黒先月は更新が出来ず、すみません。今月も結局カラーが間に合わず、ひとまずブログにて白黒画の公開です。

さて、こちら、タイトル書き忘れてますが;「卜部季武、姑穫鳥ニ会ウ図」です。

この“卜部季武”(うらべすえたけ)さん一応、頼光四天王の一角を担うお方。しかし、とにかく存在感がない。こちらの絵のエピソードは今昔物語に出てくるのですが、浮世絵にいたっては芳年作の一枚しか見あたりませんでした。あとは、北斎作の北斎漫画に白黒のものが載っていますが・・・。ちなみに、私の絵は北斎のほうをメインに参考にしております。

でも、この絵ちょっと面白い。何がというと、原作の今昔物語との場面の相違。

ちなみにあらすじを書くと、

『ある日、宿直をしていた卜部さんが、姑穫鳥が出ると話題になっている川へ同僚三人と行くことに。で、行って卜部さん川を馬で渡っていると姑穫鳥が「この子を抱け。」と子供をわたそうと迫ってくる。抱くと今度は「子を返せ」と言ってくる、それを無視して子供を抱いたまま帰ってみると、子供は木の葉に変わっていた。』というもの。(ただし、原文の現代語訳が見つからなかったため、私の拙い古文読解能力によるあらすじです;)

図にするときっとこんな感じ。卜部裏話

 

結構間抜けなこの場面をカッコいい絵にしたい場合、もちろん見物していた同僚三人は枠外に・・・。そして、何より難しいのが“姑穫鳥”。この妖怪、下半身が血まみれというのが主な特徴ですが、川に浸かってたら下半身見えません・・・。ゆえに上陸。上のような構図の絵になったものと思われます。

とまぁ、わたくしの勝手な推測ですが、江戸の絵描きさんの苦悩のあとを見た気がしますww

渡辺綱と茨城童子

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さて、源頼光を描いたら、頼光四天王もということで、渡辺綱です。
そして綱といえばこのシーン。
「一条戻り橋にて、鬼女と出会う」
頼光のお使いで夜半に一条戻り橋を通りかかった綱が、道に迷った女性を送ってやろうとすると、女性は鬼に変わり綱の髻を掴んで、空中に飛び上がり愛宕山に連れ去ろうとします。綱は途中、鬼の腕を斬って脱出し難を逃れます。
ちなみに、この鬼が茨城童子であるという話もあり、今回はそのイメージで描いて見ました。
この話には後日談もあったりするので、興味ある方は調べてみてくださいね!

ところで前回、浮世絵を描くなんて言ってましたが、今回の絵はぜんぜん浮世絵っぽくなくなってしまいました;構図が現代チックすぎたのが敗因・・。
それは、それとして(汗)、渡辺綱、茨城童子ともに古くから浮世絵の題材として描かれていました。特にこのシーンで言うと、歌舞伎の芝居絵として描かれることもあります。
こういった“場面”を描いた浮世絵は、主に歌舞伎、能などの芝居の一場面を描いたものと、平家物語、源氏物語、御伽草紙などの古典文学作品の一節を描いたものがあるので、同じ題材のものを見比べてみるのも楽しいです。

浮世絵を描く

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さて、浮世絵とはどんな絵でしょうか?
一般的には、錦絵と呼ばれる多色刷りの木版画を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、肉筆浮世絵と呼ばれるものもあります。肉筆、つまり画家さんが自ら絵具で彩色している浮世絵もあるんです。
「浮世」という言葉には「現代風」という意味もあり、当代の風俗を描く風俗画である。(Wikipedia参考)
ということで、昔の絵を参考に描いている私は、正しい浮世絵描きとはいえないかもしれませんが、目指しているところは浮世絵であり、描いているものは肉筆浮世絵と言いたい・・
・・・気持ちでいっぱいです。

そんなわけで、浮世絵風イラスト第一弾は、「源頼光土蜘蛛ヲ斬ル図」です。
この絵は、江戸の頃から浮世絵に描かれてきたもの。平家物語の一節を絵にしています。
歌川国芳や月岡芳年などなど、いろいろな画家さんが描いています。
土蜘蛛は能の題材にもなっている妖怪です。
人前に現われる姿は鬼の顔、虎の胴体に長いクモの手足の巨大ないでたちであるともいう。いずれも山に棲んでおり、旅人を糸で雁字搦めにして捕らえて喰ってしまうといわれる。
上記の平家物語では怪僧の姿で出てきますが、今回はわかり易いよう蜘蛛の姿で描いてみました。

イラストコーナーで彩色画をお楽しみ頂き、ブログでは解説をしつつ、彩色前の線画をUPしてみました。

ミニ百鬼夜行絵巻

第6回(最終回)

emaki13逃げ惑う瓢、うさぎ、白鷺の妖怪たちと、最後尾を走る白龍の妖怪?

 

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百鬼夜行の最後は、朝日の出現によって、妖怪たちが逃げ惑う姿で終わります。しかし、この“朝日”実は朝日ではなく、調伏の炎と言う説もあります。真珠庵本では、明らかに朝日には見えない、炎と赤い丸が描かれていますので、今回は真珠庵本に忠実に描いて見ました。ちなみに、明らかに山から上る朝日を描いた百鬼夜行図も存在します。さて、どちらが正しいか・・は置いといて、ストーリー的には、調伏されて終わった方がドラマチックで、私は好きです。

ミニ百鬼夜行絵巻

第五回
emaki11右から、猫?妖怪、仏具(“はち”と言うもののようだがフォントが無い;金へんに祓の右側)の妖怪、針鼠の妖怪、沢山の妖怪の詰め込まれた葛籠を覗き込む鳥の妖怪?

emaki12籠の上にいる鋏の妖怪と鯰?妖怪、その他の妖怪は不明。

 

妖怪の名前も、この辺になると?ばかりです。描いた当時の人は、何の妖怪かわかって描いていたのでしょうか?

ミニ百鬼夜行絵巻

第四回

emaki09右から、五徳と空穂の妖怪。天秤を担いだ鍋の妖怪。小鈴を持った鳥の妖怪。

 

emaki10右から、釜の妖怪、さらに釜の蓋や鉦、鎮子、経巻などをのせた妖怪の一群。この辺になると、何の妖怪だかさっぱり分からないのも多々います。

 

唐櫃から、わらわらと湧いた妖怪たちが連なっていく中盤。石燕は、五徳の妖怪→五徳猫。釜の妖怪→鳴釜などという名前で紹介しています。鍋や釜や五徳など、日常の生活に使うものが付喪神になっていると、なんだか親しみがわきます。一方で、経巻や鎮子など、仏具が妖怪化しているものが多いのが付喪神の特徴のようです。現代でこそ、あまりなじみがありませんが、昔は鍋や釜と同じくらい仏具はなじみのあるものだったのかもしれません。

ミニ百鬼夜行図絵巻

第三回!

emaki06右から、麒麟の妖怪、蟻の妖怪、三つ目の鬼。左に袋を担いだ女の妖怪(顔が下駄)

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お歯黒をする醜女の妖怪とそれを覗く妖怪。

 

emaki08着物を着た狐女と古唐櫃をあける赤鬼。唐櫃から逃げ出す妖怪たち(なんだか不明)

さて、妖怪たちの行進も中盤に差し掛かり、ちょっとしたストーリー性のある絵が登場します。お歯黒の女たちや、赤鬼に襲われている雑魚妖怪たちが、いきいきと描かれているのがとっても楽しいです。

赤鬼のシーンは石燕が抜粋し、「塵塚怪王」と名をつけて描いています。塵塚は“ごみため”のこと、また石燕の説明には「ちりつもりてなれる山姥とうの長なるべし」なんて書いてある。「ちりも積もれば山となる」に掛けているのかなぁ。

なんて考えるのも面白いです。

ミニ百鬼夜行図絵巻

お待たせいたしました。第二回!

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右から・浅沓の妖怪・琴の妖怪と、それをひく琵琶の妖怪・迦陵頻伽の姿をした鳥兜の妖怪と青鬼

emaki04
右から・錫杖を担いだ笙の妖怪・黒布の妖怪を追う、扇の妖怪と匙の妖怪

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・紺布をかぶった龍顔の妖怪・傘の妖怪・トカゲの馬に乗った草鞋の妖怪・真っ赤な謎の妖怪

百鬼夜行絵巻は、主に“付喪神”が描かれています。なので、ほとんどの妖怪に名前はありません。しかも、一番下の図左端の真っ赤な妖怪の様に、何なのかまったく分からないものもあります。そんな妖怪達を、これは一体何の妖怪なのかと、考えながら描くのがとっても楽しかったりします。ちなみに、一部の妖怪は石燕が抜粋し、名前も紹介しています。(琵琶の妖怪→琵琶牧々、琴の妖怪→琴古主、等々)しかし、名前の由来については不明なものばかり。あるいは、石燕が考えたのかもしれません。何にしても、これだけの数の妖怪を夢想して描いた、昔の人はすごいなぁ。

夏休み特別企画

暑い日が続いております。あまりの暑さと、エアコンの無い作業環境に根をあげまして、今月はイラスト更新は遅らせ、新しい試みをしてみようと思います。

デザインフェスタなどに出展すると、「どんな画材を使ってるんですか?」と言うご質問をよくお受けしますので、今回は私の使っている画材のご紹介。

まずは、『紙』CIMG2226

水墨画用の和紙です。墨の伸びがよく、描きやすいので基本的にはこちらに描いています。作品によっては違う和紙を使う場合も。

次は、『墨』
CIMG2224
と『筆』

松煙と言うのは、日本画の下絵によく使われる墨。一般の書道用に比べ、青みがあるのが特徴です。筆は、普通の水彩用。ちなみに、硯は爺様のお下がりで、詳しく分からず(笑)なかなか使いやすい一品です。基本的に洗わず、描くたびに水を足しては墨を摺っています。

さて最後は、『彩色絵具』CIMG2225

こちらも日本画に使われる「顔彩」と言う絵具。日本画独特の色味がそろっています。すでに膠で固められた状態の絵具なので、普通の水彩絵具と同じ感覚で使えます。絵によっては、膠を溶かして岩絵具(粉状の絵具)も使いますが、そちらの紹介はまたの機会に。

と言うわけで、ごく一部ですが、よく使用している画材のご紹介でした。

他にもご質問がありましたら是非是非お寄せください。はてさて、次回はあるのでしょうか?

 

イラストの更新は、八月末を予定しております。

ミニ百鬼夜行図絵巻

新シリーズ“ミニ百鬼夜行図絵巻”第一回!!

emaki01

 

・右→矛を担いでいる青鬼。・左→大幣を持った赤鬼。

emaki02 右から・白布をかぶった獣・鰐口の妖怪・龍頭の旗を掲げる白狐妖怪・払子の妖怪・犀の妖怪

さて、百鬼夜行図絵巻とは、室町時代に流行した妖怪画のジャンルです。なかでも、土佐光信作と伝えられている百鬼夜行図絵巻はその代表格で、京都大徳寺“真珠庵”に所蔵されていることから“真珠庵本”と呼ばれています。その“真珠庵本”をミニキャラで再現してみました。

地獄太夫

下書きのまま、放置されているもの。河鍋暁斎の地獄太夫から。

鷹野景 イラストレーター